梅雨のじめじめと戦う薬膳

投稿日:2017年06月09日

梅雨のじめじめと戦う薬膳

9 6月 , 2017,
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こんにちは、受付の酒匂のりこです。

今回は、わたしが勉強している中医学(中国で発展した東洋医学)の薬膳料理の理論の中から、梅雨に体調を整えるのに効果的と言われている食材をご紹介します。

梅雨は、湿度の高さや寒暖の差の激しさから、体調を崩しやすい季節。

日本でも日常的に食べられていて、食卓に取り入れやすい食材を取り上げますので、一緒に元気に梅雨を乗り切りましょう。

 

〇 利尿作用がある食材 梅雨のじめじめで、調子が悪い時におすすめです。

はと麦茶・冬瓜・小豆・黒豆・大豆・そら豆・すもも・とうもろこし

〇 芳香性のある食材 芳香性のある食材は、気の巡りを良くし、湿を取り除く働きがあります。

大葉・玉ねぎ・みかん・オレンジ・ジャスミン茶

〇 胃の働きを整える食材 冷たいもの・生もの・水分の取りすぎなどで胃が疲れたときにおすすめです。

米・長いも・じゃがいも・かぼちゃ・キャベツ・干しシイタケ・鶏肉・牛肉・いわし・カツオ・たら・さば

〇 発汗作用がある食材 寒くて湿度が高い日におすすめです。

生姜・ネギ・紫蘇・茗荷・三つ葉

〇 熱を取り、質を排泄する食材 暑くて湿度が高い日におすすめです。

セロリ・きゅうり・豆腐・しじみ・はまぐり・緑茶

 

IMG_8116また、胃が疲れやすい脂っこいものや濃い味のもの、体内に湿をためやすいといわれる甘いものや冷たいもの、生ものはなるべく控えるようにしましょう。

 

薬膳には、病気の治療だけではなく、病気の予防や健康維持のための理論がたくさんあります。

うまく生活の中に取り入れて、体調を崩しやすい季節を上手に乗り切っていきましょう!