たまには体の仕組みについて触れましょうφ(..)
テーマは『椅子の立ち上がり方で決まる、骨盤の位置』
どうやって椅子から立ち上がっているかなんて気にしたことありますか?
けっこう椅子に座っているときの姿勢はうるさく言われることが多いと思うのですが、今日は立ち上がり方について。
とても簡単なことです。椅子から立ち上がるときは・・・
足を引いて立ち上がりましょう
たったこれだけです。
でもこれは結構奥深い理論があるのです。
座っているときって、足とお尻が離れていますよね。『立つ』ってその足とお尻を同じ位置に持っていくということなのです。だから、立ち上がる前に最初から足とお尻を近づけておけばいいじゃん。ってことです。
つまり、足が遠くにある位置から立ち上がるとお尻は重いので、その重量を太ももの前面で受け止めます。そのために大腿直筋が収縮し、骨盤が前傾する→骨盤の前傾に合わせて、腰部の側湾が増強し腰痛発生の引き金になる。という仕組みです。
また、骨盤が前傾したままで立ち上がると足の前のほうに体重がかかります。
ちょうどマメが出来やすい箇所ですね。そうすることで足の回内が増強し、膝にも負担がかかります。
足を引いて立ち上がるだけで、あら不思議。足の踵にしっかり体重がのってまっすぐ立てるではありませんか(*^^)
この足を引いて立ち上がる際の3つの注意点!
- 足を引いた際に上から見て、膝でつま先が隠れていたらOK!
- がに股(両足が外向き)になっていたらダメ! 中指が正面を向いているように!
- 立ち上がる際に腰は曲げず、出来るだけまっすぐ立つように!
比較的、座る位置が高い椅子のほうがやりやすいので、お試しあれ☆