コラム

ポケモン アルセウスやりすぎて肩が凝ったので超効くストレッチやってみた
投稿日時:2022年04月16日

皆さん、ポケモン買いました?

今年はニンテンドウスイッチの楽しみなソフトがいっぱいなので大変です。

ゲームやPC作業で疲れた人はこのストレッチやってみてください!

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猫背・肩こり解消!自宅で出来る胸椎ストレッチ
投稿日時:2021年11月13日

冬って猫背になりますよね。

ぜひ自宅にあるクイックルワイパー的なやつで背中を伸ばしてみてください。

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腰痛予防のルーティンストレッチ
投稿日時:2021年09月29日

ストレッチは単発よりもルーティーンにして満遍なく行うと効果的です。

今回は下半身のストレッチを紹介します。

腰痛・坐骨神経痛などの痛みのある方は参考にしてみてください。

 

【ぬるい整骨院】大分市 さこう整骨院 腰痛になりたくないプロが毎日必ずやっているルーティーンストレッチ – YouTube

最近のおすすめストレッチ
投稿日時:2021年05月07日

左右差ある人たち多いです。腰痛でも肩こりでも、左右のどちらかが痛いという方は必見!

 

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初のトライアスロン参加
投稿日時:2019年11月16日

2019年11月3日。はじめてトライアスロンに参加した。

佐伯市で行われる上浦トライアスロン。SWIN500ⅿ・BIKE28㎞・RUN5㎞の初心者向けコースだ。

といっても、決して簡単ではない。そもそも泳ぐことが昔からめちゃめちゃ苦手な僕。

自転車とランはなんてことない距離だが、海を500ⅿ泳ぐって…超コワイ。

 

 

だから2か月前から、大分市営プールで水泳の練習をし続けた。コーチがいないから、Youtubeでクロールの泳ぎ方を基礎から学んだ。こういう仕事をしているお陰なのか動画のクロールの動きの意図を理解し、思っていたよりスムーズに練習がはかどった。動画って本当に便利。なんのスポーツをするにも体幹って大事なのだと改めて思ったりした。なんとかプールの中だと500m泳げるようになった。あとは筋トレのメニューを増やした。ネットで調べると、どうやらトライアスロンは筋肉の消耗が非常に激しいことがわかった。そのために2か月間、酒も抜いてみた。筋肉と肝臓(エネルギー貯蔵庫)にやさしい環境を整えることに尽力した。(結論から言うと、筋肉の消耗はかなり激しかったし、後半でもエネルギー切れを起こすことはありませんでした)

 

いざ本番。はっきりいって自転車とRUNの練習はほとんどしていない。気分転換程度しか練習していない。でも、この2つには揺るぎない自信があった。だって今までず~っと練習している。しかし、その自信がゼロになりそうなほどに、SWIMがコワイ。会場について実際に500mという距離を目の当たりにした。おいおい…これ全部泳ぐんか…。苦手なことだから、実際よりも距離が長く感じるのであろう。でもすでに現場まで来ているし、逃げ場なんてどこにもない。恐怖で心拍数が少し上がったのを感じた。

スタート前に参加者全員で記念撮影をし、早々とスタートの合図が鳴った。皆が一斉に海に飛び込む。僕は後方から入水する。ビギナーが前の方にいると速い人たちの邪魔になるだろうという配慮。それと泳ぐときは前ばかり見ているとフォームが崩れるので下を向いている時間がおのずと長くなる。そのため、視野が狭くなるゆえに周囲の人とぶつかることがよくあるらしいのだ。最初の3分の1、クロールをしながら頭で色々と考える。このフォームでいいかな?ペース配分は?呼吸はしっかりできているか?など。しかし途中から、異変が生じる。腕が疲れ、息が苦しくなる。どう考えてもフォームが雑になっていると感じる。焦りが不安に変わり、徐々に恐怖へと移行する。さっきから前に進んでいないような気がしてくる。周りに誰もいない気がして、独り取り残されている心持になる。つらい。しかし、いつものプールのようにホッと一息つける足がつく床なんてない。目の前には漆黒の深い海底が口をあけている。ライフセーバーに助けを呼びたくなる。誰か助けて!そんな時、一回水面に仰向けになって息を整えた。深呼吸って大事だな。焦りや恐怖などマイナスの感情はいつも、弱気になった狭い視野の自分から発していることを、大人(35歳)だからもう知っている。できるだけ俯瞰で自分を見つめようと努力する。

そこから先は体が覚えているフォームだけを頼りにただただ泳ぐ。ゆっくりと、手を前に伸ばし、体の方へ引き寄せる。いつものあのリズムだ。1・2・3…と、動画を思い出し、確実に前に進むことだけを意識する。市営プールでやってきたことだけを思い出す。だってそれしかないから。この瞬間にできるのは今までやってきたことしかできない。単純で心細くて情けないけど、本当にそれしか前に進める材料がないのだ。

 

残り3分の一になる。浜辺が見え、終わりが見えてきた。その時に自分を支えるのは奥底にあるドロドロとした煮詰まった感情だ。

そういえば2か月間、禁酒したなぁ…

仕事が忙しいのに週5でジムやプールに通ったなぁ…

ここまできてリタイヤしてたくない。

はやく得意な自転車に乗って、前にいる人たちをぶち抜きたい!

という、心の底に澱んだ感情で手を動かして前に進む。やっと足が地面に着いた。振り返ったら数える程度の人しかいない。どうやらだいぶ遅れをとったようだ。

しかし心は踊っている。次は陸での戦いだ。水中とは違い、酸素がいっぱいある。ここから巻き返しをはかる。

 トライアスロン

自転車にまたがり、ビンディングをはめる。カチッという音が耳に心地いい。

「やっと会えたね…( *´艸`)」 遠距離恋愛の恋人に久しぶりに会えたような、言い得ぬ幸せな感情になる。そこからとりあえず、28㎞で15人くらいぶち抜く。その時の様子を一言でいうと「猛追」。

筋肉の喜ぶ声が聞こえるようだ。これこれ!っていう感じ。自転車という非常に強いホームアドバンテージを十分に活かせた。「どけどけ!スイマーども!!」苦手なSWIMから慣れた自転車に乗ることで、初めて会う野蛮な自分に出会えた。

 

次はRUN。ここでも5㎞以内に15人くらいぶち抜く。泳ぐことに比べれば走る苦しさなんて可愛いものだ。中距離走のようなペースで、ゴール手前の100mで一気に5人くらい抜く。体は重いが、水中に比べれば羽が生えているようだ。だって酸素があるから。あらためて陸上の酸素がたっぷりある当たり前のありがたさを感じた。ついにゴール。シュートコースといえど、達成感がすさまじい。SWIMで大きく後れをとり、BIKEとRUNで巻き返すカタルシスにしばし酔いしれる。

着替えて一息ついたのちに、海を眺める。達成感もあるけれど、冷静な自分もいて、

「しかし正式のトライアスロンはこの3倍(1.5㎞)泳ぐのか…」と海を見ながら考える。また練習しないとな。水中の怖さが身に染みた。

得意なことを追求するのもいいけど、苦手なことを達成するその喜びによって脳内がスパークする。その脳内スパークは、いったい今後の人生であと何度訪れるのであろう。何歳になっても挑戦することの重要さに気付いたそんな大会だった。

タイムは1時間24分59秒。結果は63人中24位。

 

あれ?とタイムを見たときに思う。RUNはおそらく30分くらい(時速10㎞)かかるはず。そしてBIKEは40分くらい(時速40㎞)かかる計算だった。

てことは、SWIMは15分くらいしか無かったってこと?あんなに苦しい15分は生まれて初めてだ。まさに相対性理論。アインシュタイン先生。

まぁ初参加にしては思っていたより順位もタイムも良かったです。

 1トライアスロン

 

2019年、気分よく年を越せそうです。

スタッフの皆さま、ありがとうございました。

 

 

 

 

体の中の綱引き
投稿日時:2019年03月13日

「脚の筋肉とケンカしても、勝ち目はない。」 体について考えるうえで、ある程度 固定化された考えになっている。どんなに体幹を鍛えても、どんなに上半身をバルクアップさせても結局、脚の筋肉には敵わない。骨盤と体幹を介して、上半身と下半身の動きは連動する。「脚の筋肉とケンカしても…」とは、痛みを引き起こす骨格の歪みの習慣や、体の傾向の多くが脚に起因するという意味だ。もっと限定的な言い方をすれば、足のゆがみや脚の緊張がそのまま上半身に反映されるということになる。

ちなみに「脚」と「足」の違いは何だろうか?脚とは主に太ももやふくらはぎを指し、足はくるぶしから下を指す。どちらも合わせた言い方を「下肢」と呼ぶ。今回はその下肢と、それにより影響を受ける上半身の関係について記したいと思う。

 

タイトルにもあるように、体の中では絶えず綱引きが起こっている。骨盤と体幹を経由して、下肢の動きや力が上肢に伝わる。いったい何を引っ張っているのだろうか? その答えは筋膜(fascia)だ。筋肉や内臓を含め、体中に張り巡らされた膜状の結合組織のことを一般的に筋膜という。

以前、私がタイで人体解剖実習をした際の話だが、新鮮なご検体だったので筋肉や骨がみずみずしかった。学生時代にした解剖実習は九州大学で行った。その時はホルマリン漬けのご検体だった。例えるなら、ホルマリン漬けは干物のような状態。そしてタイでの実習は「刺身」のような状態だった。そして筋膜の存在を確認しようと教科書通りの場所にメスを這わせた所、はっきりとは肉眼で確認することができなかった。うっすらと半透明の筋肉の周りに膜がある。鶏のモモ肉なんかでも確認できるあれだ。その膜が筋肉を包み込み、束ねている。解剖実習ではターゲットの筋肉や関節を目視確認するために、手術器具でその場所までかき分けるように進む。そういった目的の前だと筋膜は邪魔な存在だった。しかしこの筋膜がなければ、筋肉はバラバラになり、生きているときに少し力を入れただけで無秩序な動きをするであろうと想像した。(ここで筋膜について書き進めると長くなるので細かい説明は省いて、あくまで私が手に触れ、目で見た感想にとどめる。)

 

その筋膜を一言で表現するなら、「筋肉や内臓をあるべき場所に支持する組織」だ。存在感は薄いけど、無いと絶対に困る組織といえる。では具体的に筋膜がどのような経緯で体の症状となって表れるのだろうか?

一例をあげてみよう。あなたは近頃仕事が忙しいとする。食事も不規則になり、寝る時間もバラバラだ。職場に行けば片づけなければいけないデスクワーク案件が待ち構えている。それに加え、従業員不足が原因で会社全体に余裕がなく、人間関係もぎくしゃくしている。そんな朝、顔を洗っていたら突然ギックリ腰になった…というようなよくあるストーリー。こんな中にも筋膜が関係している。まず、先述したように筋膜は筋肉だけでなく内臓にも関与している。このケースで問題となる内臓のひとつは胃だろう。食事は不規則になり、仕事でのストレスもある。さらにデスクワークによる不良姿勢が続くことで、内臓を絶えず圧迫していることになる。筋膜は内臓の形を保つという機能を持つ。内臓、この場合だと胃が継続的なダメージを受けていたら、筋膜はこれ以上の被害を防ぐために無意識に防御態勢をとる。お腹が痛い時などに前傾姿勢をとる、あの態勢を想像してもらいたい。その姿勢をとってしまうが為に、背中は絶えず伸ばされて筋肉が緊張しっぱなしとなる。するとどうなるか?胃が悪いことが原因で、お腹ではなく逆側の背中に負担がかかり、悪いタイミング(例えば股関節が固くなっているとか)が重なってギックリ腰が起こるのだ。「重たいものを持つなど、腰を酷使しているわけでもないのに…」といって来院される腰痛はこのような機序で起こることがしばしば。

 

逆説として、こういうことも言える。「胃の調子が良くなると、腰痛が緩和する」 体が前かがみにならなければ背中の筋肉も緊張しない。下肢の緊張や内臓の疲れが解消すると、筋膜の綱引きが起こらないので体のねじれが起きにくくなる。飛行機や車の移動などで長時間座っていると一見楽なようだが、だんだんと脚が疲れてきて、背中が固くなってきたことは誰にでもあるだろう。そんな時、立ちあがると楽になるということも勿論経験があるだろう。これは今まで伸びていた筋肉が緩んで、縮んでいた筋肉をストレッチすることができるからである。そんな具合に、胃の調子が良くなってきたら体全体がグ~っと伸びたように感じる。ちょっと体の重心が後ろ(踵側)に傾く感じだ。そうすると背中全体の筋膜も緩むので腰痛も楽になるのだ。デスクワーカーが腰痛にならないためにはまず、こまめに立ち上がって同じ姿勢を取らないことと、体の負担になりそうなことは極力避けることが必要だ。

 

ようはこの胃と腰痛の関係のように、下肢が全身のコンディションに影響を及ぼすことがよくある。下肢の筋肉は前述したように最も強く、体全体の筋肉量の三分の二とも言われている。さらに人体で足裏が唯一地面と接しているため、体は安定力を下肢に頼るしかないのだ。四本足の動物なら、前足・後ろ足で体を支えることができるが、人間は二本足で行動する。余談だが、四本足の生物は肉球や蹄を有している代わりに、人間の足には骨で出来たアーチが3つもある。それで体を支えるわけだが、四足歩行だけど人間以外にもアーチがある生き物がいる。それは象だ。巨大生物と二足歩行の生き物に足のアーチがあるということだ。ちなみにサルに足のアーチはない。足で上手に木につかまるためだ。話が少しそれたが、つまり下肢の役割として挙げられる事は、ずばり運動性と支持性だ。上肢は二足歩行においては運動性のみ有していればいい。モノを掴んだり、こんな風にパソコンのキーボードを打ったりする自由な運動性をもつのが上肢の特徴だ。しかし下肢では無茶な仕事が求められる。体を「安定」させつつ、さらに「動け」というのだ。結論から言わせてもらうと、体の安定化は骨に頼り、動かすのは筋肉の仕事というように分業するとうまくいく。しかしそんなにうまく仕事を振り分けていないから疲れやケガの原因になる。特に難しいのは安定化を骨に頼るということだ。立っている時に、ほとんど筋肉を使わずに立てる事が理想なのだがかなり難しい。立った時にお尻(大殿筋)に自然と力が入り、エクボが出来ていればまっすぐ立てていることになるが、ぜひやってみてほしい。ほとんどの人は出来ないのではないだろうか?私は施術する際に、患者さんが立った時に尻エクボができる姿勢を念頭に考えている。これができればほとんど下肢の筋肉の無駄使いをなくすことができる。

 

「下肢の筋肉の無駄使い」とは一体何なのか?それは本来なら動くためにある筋肉を、姿勢が悪いことが原因で体の支持のために使っている状態だ。男性なら一度は二足歩行のプラモデルを作ったことがあるだろうか?数時間かけて作ったプラモデル… やっとの思いで自分の机の上に立たせる瞬間が楽しみなのだが、なかなかうまく立たない。こうかな?こうかな??と足や胴体や頭を少しずつ動かしながら、なんとか立たせるという経験をしたことはあるだろうか?女性であれば人形かな?なんでもいい。とにかく二足歩行の物体を立たせるあの難しさを思い出してほしいのだ。重力が働く向きに「合わせて」立つことが我々、二本足の生き物に課せられているのだ。そしてあのプラモデルを立たせる際にした微調整を自分自身の筋肉が担ってくれている。しかし人間はプラスチックとは違い、ただ立てばいいだけではない。生きるために動かなければいけない。それもロボットのようではなく、出来るだけ滑らかに動くことが理想的だ。前傾姿勢になって歩いてみると、足を前に前に押し出すようにして歩くことがわかる。これはゴリラみたいに、手を体の前に着いて活動する生物なら、もしくは老年の方が杖をつくような場合なら有効だが、二足歩行では筋肉の無駄使いになる。まず先述した内臓をかばう姿勢と一緒のことで、前傾した姿勢は背中の緊張を生む。若い人に多いのだが骨盤が前傾していると、その代償運動で腰を反らす姿勢をとる。そうすると腰の筋肉も無駄使いしていることとなり、これも腰痛のリスクとなる。どこかが極端に引っ張られる(無駄使いする)と、体はどうにかしようとまた違う箇所を緊張させる。筋膜とは「筋肉や内臓をあるべき場所に支持する組織」であるため、元の場所に戻そうと一生懸命引っ張るのだ。しかしその無駄使いが続けば続くほど、そして下肢の筋肉のように引っ張る力が強いほど筋膜はダメージを重ねていく。そうすると体の支持組織である本来の力を失い始める。それが体のゆがみとなると考えられる。

 

ではいい姿勢とは、どう判断すればいいのか?前述した尻エクボを作りやすくするアドバイスを一つ。立った状態で足元を見た際に、足のつま先だけチラリと見えている状態なら、まっすぐ立てていると考えていいだろう。しかし、上からのぞいた時に足全体が見えているようなら、前傾姿勢になっている証拠なのでおそらくどこかが曲がっている。つまり骨格で立てている状態であれば、上から足を見たらほぼ見えないということだ。そしてその状態であれば、お尻に軽く力が入っていることを感じることができるだろう。全身鏡で横から体を映して確認してほしい。足を体の真下に置くと姿勢が良くなり、前に置くと姿勢が悪くなるのがわかるはずだ。この姿勢がきれいに出来ていると、体の中で筋膜による綱引きが起きにくい。しかし患者さんで多いのが足のアーチに異常がある人だ。先述したようにアーチは三つあるのだが、いわゆる土踏まずのみしか意識していない人が多いのが気になる。これらのアーチを形成するために当院ではテーピング等で足底板のようなサポーターを作る。こうするとさらに立ち姿が美しくなり、体の中での綱引きが起こりにくい。興味のある方はぜひ一度ご来院を。

「インディバ®」導入!
投稿日時:2019年01月09日

さこう整骨院に昨年から新治療機器が導入されています。

それが「インディバ®」です。導入して数か月たちますがリピーターも多く、好評です。

インディバとは体の深部を温め、治療したい箇所はもちろん美容にも効果のある“高周波温熱機器”です。ボディ・フェイシャルのどちらにでも使用でき、体だけでなく心もリラックスできる心地よい熱を感じることができます。まるで温かい手のひらで、優しくマッサージされているかのような気持ちです。

 

インディバの施術で高周波を発生させ、体の深部から体温を上げていきます。3~5℃、局所的に7℃まで体温を上げることが可能です。「深部加温」とは体の外ではなく、体内で発生する熱なので「時間が経ってもなかなか冷めない」という特徴があります。これをジュール熱と言います。

体温が1℃上がると基礎代謝が12%も上がるといわれています。

代謝を上げることでむくみや冷えを改善し免疫機能の向上や疲労回復にも効果があり、長く続けることで体質改善を図れます。

また内臓機能を高めて、老廃物の排泄を促進するのでデトックス効果もあり、皮下脂肪だけでなく内臓脂肪の燃焼も促進します。

生きている細胞にしか作用しないため、体内金属を入れている方にも使用可能です。

ぜひ日頃のケアにご活用ください。

(なお高周波を使用するため、ペースメーカーなどの電子インプラントを装着している方、血栓性静脈瘤と診断された方、現在妊娠中の方には使用を控えています。ご了承ください。)

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冬の寒さから身を守り、風邪を予防する薬膳
投稿日時:2018年12月20日

冬は一年で一番寒い季節、「寒邪」が体内に入り、体調を崩しやすい季節です。

身体を温め、体内の寒気を発散する食薬を取りましょう。

 

〇 気を補い、体を温める食薬

米、長芋、ジャガイモ、鶏肉、エビ、くるみ、干し椎茸

 

〇 体内の水分、血量を補充するための食薬

ほうれん草、にんじん、いか、豚肉、ピーナッツ

 

〇 体内の気の流れ、血の流れをよくする食材

蕎麦、チンゲン菜、グリーンピース、柑橘類、酢、酒

 

〇 臓腑を温め、体内の寒気を発散する食薬

ニラ、唐辛子、生姜、山椒

 

肋骨っておもしろい
投稿日時:2017年10月10日

 

 久しぶりにカラダについて書きます。

 

 整骨院を開業する以前の過去のブログとかを閲覧してくれる人がたまにいて、ありがたいけどビックリします。昔ほど身体について書かなくなったのには理由があります。それは仕事をしている時、患者さんにそういう話をいっぱいしているのでネット上に書き込む理由が見つからなかったから。

 

 当時は伝えたいことがあってもアウトプットする場所がなかったから、誰かに伝わればいいやとネットに情報や知識を書き込んでいた。たぶん独り言に近かったんだけど。言っているだけで落ち着いて、自分で自分を納得させていたんだ。

 今は整骨院があるから、伝えたい人にそのまま言える。当時と違って、情報や知識を余すことなく患者さんに伝えられる。そうするとリアクションとか体調をみることでその人にインプットされているかどうかが分かるから面白い。その逆に、誰が見ているかわからないネットへの書き込みは疎かになっていたのだ。あとは身体のことって同業者が見ることが多いから面倒という単純な理由もある。

 

 でも案外、患者さんで見ている人が多かった。これは自分への注目度が当時よりは大きくなって、かつては独り言だった発言が市民権を得るようになってきたからだ。もちろんネットに書くことだからいい加減な事は言えない。ここでは今までの分析結果を発表する場にしたいと思う。分析とは見えない関係を見つけることだ。身体について分析することで新たな発見をするって面白い。特に最近は肋骨が面白い。

 

 肋骨の位置って人によって全然違う。たぶんあまり意識することは無いと思うが、実は傾いている人がとても多い。その傾き方で腰痛や膝の痛みや首の痛みが出現する。それに加えて、胸郭(肋骨・胸骨・胸椎で構成される胸の空間)の中にある臓器が苦しくなる。心臓や肺が圧迫されるので、息苦しさや寝苦しさになるのだ。そして背骨は肋骨とくっついているので、肋骨の傾きは背骨の痛みにもつながる。例えば胸郭が左側に移動している時って右足に体重をかけないようにしている事が多い。つまり右肩が下方からの支持が無い事で、右肩の痛みとして来院する。でもそれは足が原因で出現している症状なのだ。

 よく患者さんに言う事だが、30個くらいの小さな痛みの集積が1つの痛みになっている事ってよくある。

 

 僕が個人的に行った肋骨分析の結果、そのようなパッとは見えない、分かりにくい関連性が見つかった。それからまた、その分析を元に治療方法を「研究」するのだ。最近では足の施術をすることで肋骨の位置が動くことが分かった。

 良い例として首の痛みが前年の背中の痛みに由来していて、その背中の痛みは3年前の仙腸関節の痛みに由来していて、そしてそこは左の足根関節の捻挫によるというケースがある。左足で踏ん張れなくなり、骨盤が傾き、肋骨もそれ準ずる。そしてそれが背中の痛みや首の傾斜となって顕在化する。ややこしいようだけど、結局身体の痛みはしつこければしつこいほどこのような複雑な経過をたどる。a=bではなく、a=b+c+d+e+…という具合に。

 

 毎日、治療をしていて面白い点はこの原因を探す作業にある。数学の問題を解くみたいで面白い。公式を当てはめて、問題を解くように。とか、書いちゃうと「不謹慎だ」と怒られそうですが、要するに頭を使いながら治療を進めているということだ。そして緩解していけばその公式で正しかったという事になるし、芳しくなかったらその公式は間違えているという事になる。だったらそれ以外の公式を当て嵌めていくという作業を繰り返すのだ。その精度を上げていく事が、さこう整骨院のパラダイムとなっていく。そしてその仕組みは人に伝えやすい形となるので、スタッフや患者さんにシェアされていく。

 以前、尊敬する料理人の方に言われたことがある。それは「医療はシェアされるから素晴らしい」ということだ。人に伝える事を目的とした専門知識の追求。それこそが医療のあるべき姿の一つなのかもしれません。

暑~い夏を乗り切る薬膳
投稿日時:2017年07月24日

こんにちは、受付の酒匂のりこです。

今年の夏は暑いですね。 夜も気温が下がらないし、熱中症にかかる人も続出・・・

今回は、そんな夏を元気に乗り切る薬膳をご紹介します。

 

〇 身体を冷やす食材 身体の熱を取り除き、夏の暑さから身体を守ります。

セロリ、白菜、ゴーヤ、小麦、バナナ、ドクダミ、緑豆、レタス、緑茶

〇 水分補給の食材 身体に水分を補給し、のどの渇きを改善します。

きゅうり、トマト、豆腐、こんにゃく、スイカ、メロン、りんご、キウイフルーツ、玉子、牛乳

 

また、クーラーに当たりすぎて体が冷えてしまったときには、こちらの食材がおすすめです。

ただし、陰液(体内の水分)を消耗する作用があるので、摂取量にはご注意ください。

〇 身体を中から温める食材 臓腑を温め、冷えの症状を改善します。

ニラ、唐辛子、ピーマン、シナモン、山椒、胡椒、黒砂糖、鮭、鯵

 

また、脾胃を傷めないように、冷たいもの・脂っこいもの・甘いもの・濃い味のものを避けるようにしましょう。

 

中国の『寿親養老書』という書物に、「食材は数百数千の種類があるが、気味及び作用は薬と同様である。各々の食材の性質を知り、調合して使えば、薬より何倍も効果がある。薬を上手に使って患者の治療をする中医師は、食材を上手に使って治療をする中医師に及ばない」という記述があります。

日々の食材をうまく使うことで、健康な身体を目指しましょう。