こんにちは、受付の酒匂のりこです。
今年の夏は暑いですね。 夜も気温が下がらないし、熱中症にかかる人も続出・・・
今回は、そんな夏を元気に乗り切る薬膳をご紹介します。
〇 身体を冷やす食材 身体の熱を取り除き、夏の暑さから身体を守ります。
セロリ、白菜、ゴーヤ、小麦、バナナ、ドクダミ、緑豆、レタス、緑茶
〇 水分補給の食材 身体に水分を補給し、のどの渇きを改善します。
きゅうり、トマト、豆腐、こんにゃく、スイカ、メロン、りんご、キウイフルーツ、玉子、牛乳
また、クーラーに当たりすぎて体が冷えてしまったときには、こちらの食材がおすすめです。
ただし、陰液(体内の水分)を消耗する作用があるので、摂取量にはご注意ください。
〇 身体を中から温める食材 臓腑を温め、冷えの症状を改善します。
ニラ、唐辛子、ピーマン、シナモン、山椒、胡椒、黒砂糖、鮭、鯵
また、脾胃を傷めないように、冷たいもの・脂っこいもの・甘いもの・濃い味のものを避けるようにしましょう。
中国の『寿親養老書』という書物に、「食材は数百数千の種類があるが、気味及び作用は薬と同様である。各々の食材の性質を知り、調合して使えば、薬より何倍も効果がある。薬を上手に使って患者の治療をする中医師は、食材を上手に使って治療をする中医師に及ばない」という記述があります。
日々の食材をうまく使うことで、健康な身体を目指しましょう。